水面に映る影は永遠へ続く


翌朝。



抱き合って寝ていたはずなのに、起きた時には身体は離れていた。



理由は不明。



「くぅ…、頭いてぇ…」



土方さんは二日酔いで苦しんでいた。



そりゃあ、お酒弱いくせに銚子四本も呑んだからね…。



「自業自得だよ。はい、水」



「うるせぇよ…」



私が水を渡すと土方さんはそれを一気に煽る。





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