逃げた花嫁 21世紀編
私は小規模な会議室に案内された。


「ここでお待ち下さい」


私を残して男性が部屋から出て行った。


『待てって』…おじいちゃんを待てってことだよね。


5分程してノックと同時にドアが開いた。


私はてっきりおじいちゃんが来たと思いドアから入って来た人の顔見ずにいた。


「ちょっとぉ~おじいちゃん酷いよ~~。
えっ!?」


先程の男性が数枚の紙を持って入って来た。

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