《俺様的》彼女の手なずけ方
なんだか胸がギュッとなって、言葉を見つけられないでいると、



ナルがクックッと喉をならした。



……なに?



「……っ、お前……顔、真っ赤だぞ」



「えっ…」



まさか!



なんだかボーッとしていたあたしは、ハッとした。



「さて…俺もシャワーを浴びてくるかな……。その間に逃げようなんて、バカなこと考えるなよ?

無理にカギを開けたら、セキュリティシステムが作動するようになってるから」



「な……な……なんてヤツ!」



「どうとでも言え」



ナルはあたしから離れると、さっさとお風呂場へと消えていった。











あぁぁぁ……。



どうしよう、どうしよう。



逃げるなら、今だよね。



ホントにするの!?


ぎゃあぁぁ……。



あたし、



ピーンチ!!



< 487 / 711 >

この作品をシェア

pagetop