ミスティ
ミスティを頼んだのは、酔いたかったから。

甘い見た目に騙されて飲むとひどく裏切られるほど強いから


久々の飲み会に参加して隣に座ったのは

ミスティみたいな甘い外見と琥珀色の目をした男性だった。


金曜日の夜だからか、気づけばみんな酔っていて
気づけば彼の腕は自分の腰にあった。


「彼とはどうなの?」

「どうなんでしょうね」

と飲み会でする会話じゃない話をしていた記憶がある。

2杯目から3杯目と飲むに連れて距離は近く


気づけば、彼の目に酔わされていた気がする。







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