先生、スキ




「じゃあ、今日はカレーにしよっかな?」



「カレーいいね!!」



すると尚人は席にちょこんと座り、
私をジッと見つめる。


「俺達、・・・・のかな?」


ボソリと呟いた尚人の声。


小さすぎて聞き取れない。


「え?」


聞きなおしたけれど
尚人はううんと頭を振って
私がたまたまつけた洋画を見ていた。




「変な人」


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