明日もいつも通りに、会いましょう。
こうしてると由美子、
いつもと一緒なのに。
ホントなにがあったんだろ。
保健室で話聞くまで私が気づかなかったってことは
話したくないってことで。
やっぱり、
彼女から話してくれるのを待ってた方がいいのかな。
「……山本、
なにかあったのか?」
背後から中村くんの声。
私はそのまま由美子の背中を見つめながら答える。
彼女の少しウェーブがかった髪が可愛く揺れる。
「うん、
でも…わかんないんだ。
私が中村くんみたいに鋭い人間だったら、
もっと早くに気づいてたかも…ね」
「そんなことない。
俺がわかるのって…」
だんだんと中村くんの声が小さくなる。
「え?なに?」