明日もいつも通りに、会いましょう。

「いや、
そんなの、
ないないないない…!」


私は両手を振って全力で否定する。



「まあ、それでも、俺はあるから。
クラブ、遅れてもいいか、
山本に聞いてきてよ」



ええええ?

なんでよ。

ダメだって。



そうじゃなくても。

中村くんとゆっくりふたりになるってことは、
いろんな意味で私にとってすごーく困る!



あ、でも。


由美子に言ったってきっと文化祭も近いから、
許してくれないに決まってる。



「うん、
じゃ、由美子に聞いてくるから!」



よし!

そう思いながらいそいそと教室を出る。



「15分後、食堂で」


中村くんの声が聞こえた。


< 246 / 346 >

この作品をシェア

pagetop