明日もいつも通りに、会いましょう。
暗いけど道、わかるかな?
あの日、
中村くんが一緒だったときも
私が付き合ってって、
言ったのに。
結局は彼がナビしてくれたっけ。
自分の頼りない記憶を辿りながらゆっくり道を確認するように歩く。
あ、そうそう。
そうだ、
ここで私が道を間違えたんだ。
…で
こっちの角を曲がる…っと。
そして…。
目の前に広がる風景はあのときと同じ。
「同じだ…。
当たり前だけど」
ひとり、呟く。
あたりは真っ暗でしんとしてる。
まあ、こんなとこ、
夜に来る奴なんてそういないだろう。
私は目を閉じて大きく深呼吸。
そしてゆっくりと目を開ける。