明日もいつも通りに、会いましょう。
あてもないまましばらく歩くと、
住宅街の中にある、
公園というには小さい、
そんな場所に出た。
緑の中、
大きな木があってそのそばにベンチがある。
そしてその向こうにまた続く住宅街。
決して広くはないけれどなぜだろう、
落ち着いた。
誰もいないせいか、
緊張がほどけてゆくような感覚。
…いや、違う?
だれもいないと思ったのに。
だれか、いる?
目を凝らしてその人影を見る。
でも
その姿はうっすらと浮かび上がるように、
頼りない。