ほんとに、スキ?
それでも、コレだけは言える。
「あたし、愁くんに出会えて良かった。」
やっぱり愁くんは私にとって
とても大切な存在。
「それは俺もだよ。」
飛沫は、
寂しそうに声を震わせて
そう呟いた。
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それから、
どうやって家に帰ったか
なんて、覚えてない。
事故の次の日、
事故の日に会った6人のうち、
愁くん以外の5人で集まった。
愁くんのお兄さんは、
今、帰れないらしいから。
私たちで、
愁くんのお葬式をすることに決まった。