【完】とろける☆かぼちゃプリン


「姉貴からは……かましの剣っていわれてるよ。」

そう言われて私の額に軽くキスした。


「そ、そーだったんだ。 」

「相手が読んでないコースを狙うのがコツかな?まあ、皐月には…まだ上級すぎる技だけどな……。」

星くんはそう言って笑ったのにつられて笑った。


私達は遊具からでてひとまず地面の土をはらった。


夏が近いせいか少し湿気のこもった風がふいた。


「ありがとう。」

「別に…礼なんていいよ。メールでもいえたけどさー。会いたかったから……。」






< 706 / 805 >

この作品をシェア

pagetop