【完】素直になれよ。





――――――――――――

――――――......。



「...別に。言うことなんてないし。」



保健室に戻って

てっきりお礼を言われると思っていた俺に、発せられた言葉はそれだった。



「常識のねーやつ。」



なんとも思っていないふりをしながらも

内心結構頭にきている。



お前がそのふかふかのベッドで眠れたのは誰のおかげだと思ってんだ?...



軽蔑のまなざしを久留米に向けると

なぜかあいつは俯いていた。





......あー。そうゆうこと。



「...帰んぞ。」




俺はボーっとしている彼女のカバンを渡して言った。




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