Loveless
「カクテルにしようか」


「うん」


聖良さんと友達の真美さんは無難にスクリュー・ドライバーを頼んだ。


「会社ここから近いんですか?」


「はい、新宿なので。また来たいです」


真美さんは目を輝かせていた。


「いや、次からボトル入れないといけないからやめておいた方がいいですよ。チャージと指名料も取られるんで」


これは言ってはいけないことだが、聖良さんの友達をカモにする気はなかった。
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