Loveless
私は凌が膝枕してと言ったのでしてあげた。


凌は軽口を叩いていたけど、きっと辛かったと思う。


私は凌に今日お見合いをしてきたことを言おうとしたけど、言えなかった。


言ったら凌を一人ぼっちにしてしまうような気がしたから。


凌は私の膝の上で眠りにつき、安らかな顔で眠っていた。


たまに頭を撫でると幸せそうな顔をした。


大人ぶっていても本当は子供なのかもしれない。


心のどこかでお母さんを求めているんだろう。
< 140 / 240 >

この作品をシェア

pagetop