Loveless
アパートに着くと、「じゃあオレはこれで」と凌が帰ろうとした。


私はここで別れたらもう凌に会えないような気がして、咄嗟に「待って」と言っていた。


「口のとこ消毒するから。上がっていって」


「……分かった」


私は凌をソファーに座らせて口の切れている所を消毒した。


「痛ッ」


「凌よく殴られるね」


私が笑うと凌も合わせて笑った。
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