Loveless
「ここ、久しぶり……」


凌は部屋の中をきょろきょろ見回していた。


「半年ぶりかな」


「もう会えないと思ってた……」


そう言って私の腰に抱きついてきた。


「聖良さんにあんなことしちゃって。オレ、やっぱり親父と血繋がってるんだなぁって。最低だな……」


「そんなことないよ……。凌があんなことしたのは私を想ってくれてたからでしょ。嬉しかったよ」


「でも……」
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