余命1年の姫










佑兄にメールしようと、途中までうてたが、手が震え、苦しくなった。





それでも、頑張って、送った。





さらに震える手足。





息なんて、もう出来ないと同じくらいだ。





ガタっと、椅子から落ち、床に寝てる状態だ。










ガチャ










と音がしたと思ったら、佑兄だった。





「架鈴?」





足音がこっちに近づく。





「架鈴!おい!」





佑兄が来たと思ったら、安心して、目を閉じれた。










< 186 / 222 >

この作品をシェア

pagetop