君は友人。
そこからはまた無言だった。
そして薬局についてゴム売場に向かった。
そして・・・
晃「どれがいいんだろうな」
紗奈「わかんない・・けど極ウスとかはあんまりよくないんだって」
晃「なんで知ってんだ?」
紗奈「調べたら出てきた」
晃「何々ー、薄いのは不安。破れる可能性がある。へー、そうなんだ」
紗奈「どうする?」
晃「んじゃまぁ、0.0のやつは駄目ってことで」
紗奈「いいの?」
晃「なんで?」
紗奈「いや、男の人は薄いほうがいいんだってよ?」
晃「俺は別にいいよ」
紗奈「そう?」
晃「あぁ。破れて妊娠とか嫌だろ?」
紗奈「うん。嫌」
晃「だろー?だから、この蝶のマークのやつとかよさそうじゃね?」
紗奈「なんか、パッケージ可愛い」
晃「じゃぁ、これに決定だな。・・・HOTでいいか」
紗奈「じゃぁ、私払うよ」
晃「ばーか。俺が払ってくるから外で待ってろ」
紗奈「でも・・・」
晃「いいから」
紗奈「・・・分かった」
そう言って私は外に出た。
でも、晃買うの恥ずかしくないのかな?
私、さっき自分でレジに持っていくとか言ってたけど、実際考え直してみるとめっちゃ恥ずかしい事しようとしてたんじゃんって思った。
よかった、晃がいってくれるって言ってくれて・・・。
「よぉ、久しぶりだな」
紗奈「?」
私は誰かに話しかけられ、上を向いた。
