君は友人。
ドサッ
紗奈「・・・いくか」
私は家に着き、ランドセルを置いてまた家を出た。
晃「おせぇよ」
紗奈「うるさい」
晃「んじゃいくか」
紗奈「う・・うん」
私達は薬局に向かい、歩き始めた。
私は、晃の方を見た。
身長は私よりも高く。
髪の毛は再度染め直したのか、赤々としていた。
そして、この2年間で晃は小学生のてっぺんに立っていた。
喧嘩はもちろん、人望までもが信頼されている。
そんな人の隣に私なんかが立っていていいのかが、不安だった。
そんな事を考えていると、晃が私の視線に気付いてコッチを向いてきた。
紗奈「っ///」
晃「何?俺の顔なんかついてる?」
紗奈「ううん、別に//」
晃「そうかー?」
紗奈「うん・・・」
紗奈「晃って身長何センチ?」
晃「何、いきなり」
紗奈「いや、デカイなーって思って」
晃「んー・・春に図ったときは167だったぜ?」
紗奈「でかっ!」
晃「そうかー?」
紗奈「うん。でかいよー」
晃「紗奈は?」
紗奈「私は、151だったと思う」
晃「十分あんじゃん」
紗奈「160は欲しい・・・」
晃「女の子は小さいほうが可愛いよ」
紗奈「晃は小さい子のが好きなん?」
晃「まぁな」
紗奈「ふぅーん」