天使の囁き·悪魔の囁き
私、尊敬や憧れじゃなくて……課長の事が好きなんだ。
そう気が付いた。
だけど。
【きちんと彼と別れてないのに、課長の気持ちに応えられないでしょ?】……と理性が囁く。
【別れてくれない彼が悪いんだからもういいよ、自分に正直になれば?】……と感情が囁く。
天使と悪魔の囁きに、心が揺らぐ。
だけど……。
唇から伝わる熱い気持ちに、私は自然と目を閉じていた。
2013.1.5 <Fin>
