絶賛遠恋カップル

円佳side

吉章。私はキミがいなくなることの意味を分かっていなかった。
6年生だった私たちは、まだ親がいないと何もできない子供で。

すぐに会える。そう思ってた。

でも現実は思った以上に残酷で、私たちを追い詰めていった。
ねえ吉章?あの時私があんなこと言わなければ、今こんなことにはなっていなかったのかな?

2人で青空も、ずっと見ていられたのかな?

あなたは今、この青空を見上げていますか?
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