フェイク
傷付けてしまったか、それとも怒らせてしまったか。



翼さんの様子を見て、ひどく後悔した。


どうして私は、変な事にこだわってしまうんだろう。


翼さんの好意に、素直に甘えればいいのに。



「ごめんなさい」


もう一度謝ると、翼さんは深い溜め息をついて腕を組んだ。



「わかりました。

じゃあプレゼントに何を選ぶかは
完全に俺に任せてもらっていいですね?」


「……?」
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