黒猫が懐くまで。
どうしましょう…。
高木 華蓮、ピンチですっ!
周りの視線と声が、身体中に突き刺さっております!
女の子って。
怖いですね…。
ほら。
「何、あの子⁉日向くんにつきまとって!ブスのくせに‼」
「何、媚ってんのよ!相手にしてもらえないからって、許せないっ‼」
「日向くんは、優しいから相手にしてくれてるのよっ!調子こいてんじゃねーよ‼」
あぁー怖いねー。
「クスクスっ。誰が?」
……………………!
この人のこと、すっかり忘れてました。
自分ワールドに入り込んじゃった。
テヘッ☆
……………………。
よしっ。テヘッ☆はもう、やめよう。