最高の偽装lovers
そんな一社員の私に、

なぜこんな事を言ってるのか、

全く持って理解できない。

・・・

他のスタッフはもうだれ一人いない。

・・・

浩輔に残るように言われ、

残っていたその仕打ちがこれ?

・・・

「お前を調教して、

オレ色に染めてやる」

そう言った浩輔は、

どんな女も惚れさせてしまう程、

妖艶な顔をして、

呆気にとられる私にキスをした。

・・

「・・ん・・い・・や・・

やめ・・て」

必死に理性を保ちながら、

私は浩輔のキスに反論した。

・・・

いくらカッコよくても、

お金持ちでも、

浩輔は私の好きな人じゃない。
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