最高の偽装lovers
「お待たせしました」

料理をお客様の前に置く。

・・・

お客様はニッコリ笑って

「ありがとう」

・・・

その笑顔に、胸の鼓動が

一気に早まる。

だって、あんまり素敵な笑顔で・・・

・・・

あれ?

この男性のお客様、

どこかで見たことあるような…

・・・

「穂波ちゃん、向こうに4人組のお客様が

入ってきてるから、対応お願いできる?

オレはあっちで手一杯で・・」

肩を叩いたウエイターが、

私に耳打ちした。

・・・

「あ、はい・・・

それではお客様、ごゆっくり・・・」

私はそのお客様に丁寧に挨拶すると、

違うテーブルに、移動した。
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