最高の偽装lovers
・・・

浩輔と、

こんなに穏やかな時間が過ごせるなんて、

少し驚きつつ、

でも、嬉しかったりして・・・

・・・

家にいる間、

浩輔はやたらと私に触れる・・・

くすぐったくて、

恥ずかしくて・・・

・・・

「そろそろ帰らないと」

私の言葉に、

浩輔はギュ~ッと私を抱きしめた。


「…帰したくない」


「明日は仕事です・・・

準備もあるし、帰らないと」


「じゃあ、送る」


「フフ・・・

送るのは無理ですよ・・・

車はレストランの駐車場です」


「・・・あ」

二人は顔を見合わせて、

笑った・・・

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