別れ道での約束
触れ合う肌と肌が気持ち良くて、余韻に浸りながら、隣りに並んで寝転んだままで話をする。


「最近は塾ばかりで、なかなか一緒にいられないけど、やっぱり出来るだけそばにいたいな」


「あたしも」


「咲良の隣り、すげー安心するから離れたくない」


ギュッ


再び抱き合う。


こうすることで満足感、安心感が得られて、とても幸せな気分になれる。


「大智、あたしね、すごい幸せだよ」


恥ずかしいけど、言葉にしてみる。


「咲良にしては珍しく嬉しいこと言うじゃん。俺も幸せ~」


このまま幸せが続きますように。

永遠に。


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