私の婚約者は特殊捜査官
琴美の言葉に、溜息をついた…

・・・

『あまり長くは話せないの。

あのね・・・

私の事は気にしなくていいから、

秀とお父さん、2人はくれぐれも気を付けて。

迎えになんて来なくていいから、

静かに見守ってて?』



「バカ!そんなことできるか?!

居場所を突き止めて、早く行くから」



『ダメだよ!犯人は、

秀とお父さんの命も狙ってる・・・

だから‥ブチッ』


「琴美?!」


・・・

そこで電話は切れてしまった。

・・・

「琴美は無事なんだな?」

署長に言われ、大きく頷いた。

・・・

「琴美は何と言っていた?」

・・・

こんなこと言ってもいいのか…
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