青空バスケ―3rd―
「仲良しなんだね、二人」
「……………………」
「洋輝君……?」
洋輝君は突然黙りこんでしまった。
……あたし、何か変なこと言っちゃったかな……。
「……俺……今、大地に避けられてて」
「え……?」
避けられてる……?
「原因はこれなんですけどね……」
洋輝君はそう言いながら怪我をしている自分の左腕を見た。
「骨折……してるんだっけ」
「はい。
……これ、大地と1on1してる時にやっちゃったんです」
「そうなんだ……」
「……俺が大地の足につまずいてコケて。
それで骨折です。
……そのせいでウィンターカップの予選には出られなくて……」
……そうだよね。
この時期ならもう大会が始まるんだもんね……。
「でも、大地は悪くないんです。
俺の不注意なんで。
……けど、アイツは気にしてるみたいで。
その日からずっと避けられてて……」
……洋輝君は寂しそうな顔でそう言った。