青空バスケ―3rd―

「俺……またアイツと楽しくバスケがしたいんです。
だから……」


……なぜか洋輝君があの二人と重なって見えた。

あたしがずっと見てきた……バスケ馬鹿な二人と。


「……バスケ、好きなんだね」

「はい。大好きです!」


……きっと、大地君もバスケが好きなんだろうな。

だったら……大丈夫。

仲直りできるよ。


「一つだけ……とあるバスケ馬鹿な二人の話をしよっか」

「バスケ馬鹿……?」

「ちょっと待っててね」


あたしはそう言いながら立ち上がり、あるものを探し始めた。

えっと……確かここに……。


「あ……あった、あった」


見事に探し当てたあたしは、それを洋輝君の前に差しだした。

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