-TABOO-どうしても欲しい
式典後の食事会――
僕は先輩の隣に座り、声をかけた。
「先輩、お久しぶりです」
「広瀬くん?ずいぶん素敵になったわね!」
先輩は皆が虜になった笑顔を見せた。
「ありがとうございます。先輩は変わらずに素敵ですね」
「そんなことないわ」
先輩は伏せ目がちに笑う。
僕はこの表情が大好きだった。
談笑の後
食事会が終宴を迎える頃
僕は唐突に――
「あなたを抱きたい」
「え!?」
先輩は驚き目を見開いた。
僕は続ける。
「先輩、ずっとあなたが好きでした……今でも」
激しく動揺した先輩の瞳はか弱く揺れる。
「今夜だけ僕のものになって下さい」
先輩は揺れる瞳を伏せる
やがて――
決意を滲ませた瞳で僕を見た