ブスも精一杯毎日を生きてるんです。
なおもインターホンは鳴り続く。
こうすればいずれ出て来てくれるはずだ。
俺はちょっとした達成感に、にやにやしながら主人の登場を待っていた。
ボゴッ
突然右頬から鼻にかけて鈍い衝撃が走った。
後ろから殴るとは卑怯だな。
「いってえな」
振り向くとそこには、あきらか小物臭漂うチンピラが三人ほど立っていた。
お約束の鉄バットも装備済みだ。
「うちの事務所になにか御用でしょうか
あ?」
大人の真似をしてる幼稚園児ような馬鹿っぽさが伺える。
なんと品のないやつらだ。
言いたいことは全部心の奥にしまって、とりあえず下手に出ることにした。
「借金返済に来たんですけど…」
と、いかにも弱々しげな笑みを浮かべてみる。
あ、やばい。
鼻血出てきた