ブスも精一杯毎日を生きてるんです。


まあ鼻血は開き直って垂れ流しにすることにした。

下向いてればスーツにはつかねえしな、

「あ¨?いくらだ?」

「一千万円ほどお持ちしました。」

「おーそうかそうか。まあ上がれよ。」

チンピラは嬉しそうににやけながら、事務所のドアを鍵で開けた。

それから、振り向いて俺に汚ったないハンカチを渡してくる。

「床に血がついたらまずいからこれで抑えてな。」

「…ありがとうございます。」

ずいぶん優しいな、こいつ。

ますます雇いたくなってきた。

俺は素直にハンカチを使って鼻を抑えた。

< 43 / 97 >

この作品をシェア

pagetop