ブスも精一杯毎日を生きてるんです。


『あ、私やりまっ、…やるよ?』

「…ブスは引っ込んでろ。洗い物くらいできる。」

洗い物をしようと袖を捲って見えた腕に、胸がキュッとしまって、目を逸らした。

恥ずかしさを覆い隠すように言い返す。

『…ブスブスうるさいっ!』

「今日は一回しか言ってないっつーの。」

『回数は関係ない!』

「はあ?、ガキはもう寝ろ。」

時計をみるともうすでに22時を回っていた。

仕方ない寝るか。

『…おやすみなさい。』

「あーおやすみー」

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