ツンデレ男子を愛します(仮)
April!
花咲高校校門付近
「なんでアタシがこんなキラキラしたガッコーにかよわなあかんねん腹立つめっちゃ腹立つ!なんであのタイミングやねんほんまあの人ら何考えとんかわからへん!!純にいともなんか最後グダグダやったし…(泣)」
独り言をながなが続けているとさらに残念なものへと悪化しはじめた時、後ろから、どこかで聞いたことがあるような…あるわけないか。なんか声がかかった。
「お前なんでここにおんねん。」
はぁ!?初対面でいきなりこれかい!
えぇかげんにせぇよ!
とっさに振り返った正面には、黒縁メガネの黒髪青年がいた。ネチネチしてそう。
なかなか整った顔立ち。肌も白いし、背も180ちかくあるだろう。
「お前はっ…」
「…。」
「どっかで会いましたか?同じ関西弁やし多分関西のどっかで出会ってるかもしれませんね。ほんじゃ、入学式遅れるんでさいなら。」
「(´・д・`)」