ツンデレ男子を愛します(仮)
名簿を確認して、ついでに席順が黒板に貼りだしてあるのを見に行く。
だが、その時私は気づいていなかった。
教室あるある、《床のタイルが一枚だけ若干ういている》に…
私は基本的摺り足で歩くため全く気がつかず《床のタ(以下略)》に、引っかかってしまった。
「(あぁ、まだもう少しまともキャラでいたかった…ドジっ娘キャラで3年間過ごすとか勘弁だったのに…)」
などとバカみたいなことを考えながら、来る残念高校生活を想像して、勝手に走馬灯を再生しながら、床に顔面がめり込むのをただ、まっていた。