いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
やっぱり覚えていないよね。



そりゃ、そうだぁ。



あたしの事何とも思ってないんだもんね。



でも、あたし決めたんだ。



「ねぇ、裕ちゃん、あたしね、裕ちゃんが好き、好きなの」



あたしは裕ちゃんの顔を見ながら言った。



「えっ?」



裕ちゃんの目が大きく見開かれた。




「木葉先輩が好きってあたしに言った頃から、あたしは裕ちゃんが好きだった」



この気持ち、伝わるかな?



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