白い手紙  ~ 二つの心~




「じゃ、こっちの花瓶に水汲みに行って

来るね!」



 窓際の近くに置いてあった花柄を手に

 取り、室内から出た。



「ふう...」



 ドアに寄りかかって、じっと花を見つ
 
 める。


 

 真子ねえの病気、いつになれば治るん

だろう...?私には、これくらいしか....



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