白い手紙  ~ 二つの心~




「風真さん!それ、私も協力します!」




 風真さんの前に座って、私は風真さん
 
 の手を握りしめた。
 



「え?!ほんと!?嬉しいわ~!」




「おい...女。勝手に話を進めるな」




 体勢を直しながら夜行は不機嫌そうに

 言った。



 
「でも条件があります!」



 ずいっと自分は、手を握り締めたまま

 風真に顔を近づける。




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