俺様ヤンキーに気に入られました。
―屋上―
「で?」
「はい?」
屋上に着くなり、で?なんて言ってくる麻美に対してキョトン、のあたし。
「いや、はい?じゃなくて。どうしたの?」
ワンテンポ遅れてやっと理解するあたし。
「あ、あ~…。えぇっと…あのね、あたし気づいちゃったんだ……!!」
「なにが?」
「あたし…琉生のことがす、好き…なんだよ!!」
いくら親友とは言え、カミングアウトは照れる……//////
しかし、あたしの親友様はなんともビックリなことを言った。
「知ってる。」
………………………。
「……はい?」