今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
みたいだったけど…私は帰りたかった。正直、体は疲れてないけど、笑顔を作りすぎて疲れたし…今日はこれ以上、付き合う気になれなかったからだ。
「わかった…。じゃあまたね!!」
そう言い残して…マユミはまた…夜の街に消えて行った。
周りには…私みたいな奴らが彷徨いていた。この街もそんな奴らも…『眠る』って事を知らないのだろうか?一人歩いている私に声を掛けてくる男達、私は無視をして歩き続ける…。行き先なんてないのに…。って家に帰るだけだけどね。私は詩人か?今日みたいに笑顔を作った日には…誰とも話したくない。そんな日は…いつもの場所に行こう。そして私の足は…そのままいつもの決まった道にのった。…その行き先は…夜中も開いているファーストフード店だった。
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