今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
疲れてるのに…頭に浮かんでくる。答えなんて出てるのに…認めようとしない私。薄れてく意識の中でも…私は悩んでいた…。

「こんにちは。」
「SAE!?」
翌日の午後…学校を終えた私は何食わぬ顔で…あいつの所に来ていた。
「どうしたの!?」
驚いたみたいな顔…目なんて凄く見開いてる。
「どうしたのって…別に。暇だから。嫌なら帰る。」
そう答えると…あいつはそのままの表情で頭を横に振ってた。また来るなんて…思ってなかったのかな?あいつは私を振ったくせに…今度は嬉しそうな顔になってた。…好きかどうななんて…そんな事より、私はしたい事をしてるだけ。難しく考えないで…それが私の答えだった。
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