今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
太郎の分も…生きる事…。それが、未来へ繋がるって信じて…。そして…いつか、『私は幸せだよ』って…太郎に言える様に…。

「いてっ!」
「大丈夫?」
太郎と…逢っていた公園のベンチに…ひとりで座ってた時、目の前で子供が転んだ。私は…自然と手を差し伸べていた…。
「ありがとう!」
「あっ…うん…。」
そんな事言われて…少し照れたけど…私はまた…自然に微笑んでいた…。

…ねぇ、太郎。あんたは…何も残せなかったって言ったけど…ちゃんと残ってるよ?形なんかじゃ…見えないけど、言葉でも…説明難しいけど…、ちゃんと…私の中に残ってるよ…。
「…恋愛なんて…クソくらえ!だ!」
私は…空に向かって…舌を出していた…。
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