10年後の約束
夏帆も智美も同時にこう言った。

「最低~やめときなよ。」



「・・・・・・・・」




しばらく沈黙が続いた。


「そっか、恵里はもう大好きなんだ・・・・う~ん~」夏帆が言った。


恵里は、こくりと頷いた。


「それじゃあ、まず、哲也君に、地元の彼女とどうなったか私、何気に聞いてみるよ。

あと学科の子もどんな感じか、探ってみる・・・・・友達いるからさ・・・」

と夏帆が言った。


「私もできることはしてみるよ。」智美が言った。



「ありがとう。夏帆、智美。」
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