10年後の約束
「恵里、ごめんね。情けない母親で・・・・・」

「もういいわ、お母さん。私の方こそきついこと言ってごめんね。」

「恵里は哲也君と仲良くやりなさい。お母さんはただの想い出だから・・・」

「・・・うん・・・・・」



2人はようやく落ち着き、涙を拭きあった。


「哲也とは真剣に付き合うことになった。」

恵里はお母さんにそう言った。


「そう、よかったわね。」






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