さよならじゃなくて、
結局目的地に着くまで
みきと保奈美としゅんくんと一緒に
歩いていた。

とても楽しくて気付いたら到着で少し驚いた。

「あっいたし!ゆいこー!」

「ごめんごめん、はぐれちゃったっけね」

真矢乃たちと合流し、
自由時間はしゅんくんとは別になった。

「ゆいこ、しゅんといたの?」
ゆうみが聞いてきた。

「みきたちといたら後ろにいてさ!
石投げられたりしてたの!」

「へー。わたしあいつ特に大嫌い。」
真矢乃がしゅんくんを睨みながら言った。

「え、なんで?」
ちょっと驚いたけど、冷静に聞いた。

「なんか女々しい、てか言いたいことあるなら直接ゆってこいって話!」

どうやらなにかあったみたいで
真矢乃はしゅんくんが特に嫌いらしかった。

「話してみるとすっごい面白い人だったよ」

「話す気にならないね!」

「そっか((((;゚Д゚)))))))」

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