Bandrium~きみに捧ぐ恋のうた~
あたしは準備室のドアを開けて、みんなが立っているところに向かって
ゆっくり踏み締めて歩いて行った。
あたしを見た生徒たちがいろんなことを言ってるけど、今は気にしない。
湊くんの隣に行くと、マイクを渡された。
「はじめまして、これからBandriumのキーボードを担当する会田結愛です。
いきなり入ってきて、イケメン四人組の中に1人女子が入って
良い印象を持ってもらえないかもしれないですけど、
それでもあたしは精一杯皆さんに
キーボードを弾いて自分の本気を見てもらえたらと思っています。
よろしくお願いします!」
あたしは生徒たちに大きく頭を下げた。