Bandrium~きみに捧ぐ恋のうた~



「祐くんもっと分かりやすく言って!



結果だけ言われたって全然分からないよ……」



昨日樹と目標を持って頑張ろうって決めたのに、どうしてこんなことになっちゃったの?



「それは結愛先輩にちゃんと伝えなければならない義務があるのは広夢だろ?



湊に頼むのは、いくら結愛先輩と少しずつ仲良くなってきたとしてもまだ早かったんだよ」



祐くんはそれだけ言うとそのままどこかに行ってしまった。



ーキンコンカンコーン



続きを聞きたかったのに時間に邪魔をされてしまった。



「放課後第二音楽室に来て下さい。



……事情は全部話しますから」



と広夢くんは歪んだ顔を浮かべてそう言って航平くんと一緒に教室に行った。



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