Bandrium~きみに捧ぐ恋のうた~



「いや……あの先輩やっぱりそうだったんですか?



結愛先輩見ながら、俺の方も交互に見ながら話してたので、



何か言った方がいいのかなと思って……」



と苦笑いする広夢くん。



その言葉を言いながらクスクスあたしは声を上げて笑う。



本当に美紀はちゃっかりしてる。



あたしが笑ってると、みんなも笑い始めた。



そして、私たちも片付けを済ませて、音楽室を後にした。



< 200 / 277 >

この作品をシェア

pagetop