私の冷たい年上彼氏
「えへへ...、仕事してたの?」
そう言って、俺に、正面から抱きついてくる理紗。
最近は、こうやって、甘えてくれるようになった。
可愛すぎて......、ちょっとヤバいかも。
身長も俺のほうが高いわけだし、理紗は、俺を見上げる形になって......
自然と上目遣いになっている。
そんなに可愛い顔で、上目遣いなんかされたら、俺の理性も相当ヤバい。
それと同時に、理紗を誰にも取られたくない、と思った。
俺は、理紗を座らせて、後ろから抱きしめた。
「へっ......、りょ、亮一...?」
「......さっきの男誰?」